今村知晃・木のうろ・カフェの内装からなるコンポジション(2008年10月18日ポエトリーワークショッ.../イダヅカマコト
 

ごつごつした貝が
枝のようにひろがっていく






















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(2) 原作を落合朱美が翻訳


すべてが私を否定しているようだ
私がすべてを否定しているのかもしれない
ゆがんだ時間のゆがんだ空間の中で
私はなにかをさがしているのだが
何を探しているのか分からないまま
引き出しを開けている
それはまるでたった一人で歩く
道のようで
けれどその道は貝のから
どこかに行き着けそうなのに
どこにも行け
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  グループ"写真を使った即興と翻訳作品@ポエトリーカフェ武甲書店 2008年10月13日"
   Point(8)