■長い付き合いになりそうだよ、詩と私/千波 一也
 

「詩なんか」書いてる場合じゃない。

「詩なんか」書いたところで何にもならない。

そういう思いが、いまの私に皆無かと問われたら、答はノー。
でも、一割、二割ほどの気持ちのノー。
その割合の多少については、どのように判断すべきかわからないので、ここでは割愛。

およそ一年前の私は、先に掲げた思いから、しばらく詩作から離れた。

現に、仕事は忙しくなるし、子どもが生まれたことで自分の時間など持てなかったし、詩を書く時間はなかった。
詩を書かなくても、日常に支障はなかった。

詩が私から離れた。

が、今年の正月休み、以前よりは日常に余裕が出てきたので、久方ぶりにここ
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