天を仰がぬようにして/かぜきり
 
ほんやりはらはらつもるゆき
こえをおさえてへいけいす
たたたんたんとふりつもる
ゆきのかさえをみつつける

たれもかとけて
たれもかこおる

たたたんたんとふりしきる
くうきのつうろにあいたほら
うみはらいろをけんししなから
そっくりそのままみつつける

あかいいろはあかのゆき
あおいいろはあおのゆき
みどりいろはみどりゆき
くろいいろはくろのゆき
しろいいろはしろのゆき
はるかかっしょくはいいろしらへ

のうたんしみてゆれもなく
しんふくかさねてにしみなし
こていにしすむそのなまえ
わすれてたのしよのかなめ
こえてつつますのみこみて
こくりのおとにわれをよふ

しん
しん
しん
 
   とゆきかふる

わたしのことはの
ゆきはふる
にこらぬゆきは
なせしろい

しろいゆきはなせあらぬ

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