あなた への招待状 〜新たなる夢について〜 /服部 剛
一
先ほど、近所を散歩していました。友の唄声(CD)を聞きなが
ら布団に入っていましたが、来年から始まる新たな夢のことを思う
となかなか眠ることができませんでした。外に出ると、深夜3時半
を過ぎた夜空はいつになく星々が瞬き、西の夜空にはオリオン座や
シリウスの星・・・北の夜空には北斗七星が見えました。夜道の向
こうに淡い光で道を照らす街灯が立っていました。家の壁に飾られ
たクリスマスのイルミネーションが点滅していました。細い川のせ
せらぎが聞こえていました。明かりの消えた広場の木々が夜風にそ
よぐ唄が聞こえていました。そして深夜の夜道に独り立ち止まった
僕は、澄んだ星々が
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