せせらぎ/
ネコ助
私が君に会い
君を知り
二人こうして静かに時を過ごす事を
谷間の水音は知っていたというのか。
君の寝顔は
きらめく水のように滑らかで
木漏れ日に淡く光り
不思議な妖精に見えてくる。
昔から知っていた様な、そんな女に。
もしかして
二人は今
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