ジグゾーパズル/
こめ
時間を知らせていった
ただ飛び立つ一人っきりの僕
ツバサ広げて生ぬるい風を頼りに飛び立つ青
足りなかった僕の心のピースを
ジグソーパズルをひっくり返して捜した
闇と光が交差してやがて無になる
投げ出した抱え込んだ荷物は
池の中にとけ込んでいった
全てを認めて僕は歩き出した
そして一歩ジャンプして
その助走でどこまでも飛んでいけるからさ
ただ一人きりの君は僕の手の叩く方
に少しずつ歩いて僕を捕まえにきて欲しかった
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