言葉の持つしっぽ(あるいは亡霊)について/白糸雅樹
 


*参考*
      ・ふたりとも寝返りをうたなかった
眠れずにいる星の夜はヴェポラップ塗られた胸をはだけたまんま  /飯田有子

みたものをみる/みたいものをみる
あるものをみる/あるようにみる
ぐらぐらしますね/ぐらぐらします/しんけんですよ
                    (野本京子「森 〜同行するひと〜」より)

「夜中に台所でぼくは君に話しかけたかった」
  (谷川俊太郎の詩より(原典にあたってないので不正確な部分があるかもしれない)

 杉崎恒夫の鳩サブレ―の歌は、見つけられなかった。歌も精確には覚えていない。数首あったと思うのだが。同様に、北川草子へのオマージュが明確に窺える植松大雄作品も見つけられなかった。当時は、あれ、これ。って思ったのだが。検証不足での発言、お許し願いたい。

 先輩たちにも敬称はつけなかった。

戻る   Point(4)