赤い世界/
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夕焼けがきれいな日に
湖に半分しずんだ真赤な鳥居
車窓から見えたの、
赤い世界
息がとまりそう
このまま、
閉じ込めてほしいと叫ぶ
瞳のなかで
流れるものすべて
何処へもやらないで
これが最期だというのなら
それでも満足だ
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