今さら改めて/
ネコ助
陽を見て満ちるは誰が思い。
その重きに耐えかね
今、赤く染まり、傾きぬ。
鏡のごとく澄み、
御身うるわしき乙女。
楽しき語りに聞き入る我が心の耳も
塞ぐことを知らず。
見目愛らし瞳の輝きには
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