いつかお姫様が/しゃしゃり
 
いくじなしのぼくは
竜なんかと戦いたくないので
なまけもののロバとサボテンのよこで
だってさ〜
でもさあ〜
なんて言い訳ばかりしてると

白い馬にのったお姫様が
さっそうとやってきて
さあもうだいじょうぶよ
わたしが来たからには
あなたのすべてを愛してあげるわ
だめでもいいのよ
よわくていいのよ
なーんて

ぼくの今までの間違いも
ぼくの今までの罪も
ま、たいした罪は犯してませんが
情けない、ちょっと人には話せないような
恥ずかしいエピソードも
みんなまるまる許してくれて
朝日のような微笑で
竜だってぼくの代わりに退治してくれて

そんで手柄はぜん
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