雑歌 七首  /すぬかんながぐつ。 
 
小さき ふとんに くるまれた きみの 未来は いかほどか 。

大きな 声で 我に 告ぐる
小さき 事ごと いと いとをしき 

今日も また 小さき 理由 吾に いいて きみの 未来は どこに あるのか 

銀河系 浮かべる 吾を 残し居て 一人 旅路を 急ぐる きみへ 

吾の なかに 眠れる 人が おりまして 時々 電子 めーるを 送る 。

喧しい 世の中 なれど 
そっと 生活 おくれる 人よ 

鴨川の 流れる 水は たえずして それでも 凪がれる 人の 夜の かぜ 

古代より 吹きくる かぜを 待ちまして そっと 夜空を みあぐる 今宵 


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