きもち/
アンテ
まいとし
たんじょうびがくるたび
きもち
のつまったいれもののかたちを
のーとにすけっちした
ちいさなころは
はーとがたが
あっとうてきたすうだった
すなどけいとか
かびんとか
くもとか
つぎつぎとすがたをかえながら
いつでも
わたしのむねのなかに
たしかにいつづけてくれた
きもち
がらすのはへん
なんて
かきたくない
かきたくない
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