ハロウィンの南瓜 /
服部 剛
滑稽(こっけい)な自分の姿を罵(ののし)られ
哀しい気持で歩いてた
帰って来た家の門の
足元に置かれた
ハロウィンの南瓜(かぼちゃ)
皮をくりぬいて
わらった目から
泥(どろ)の涙を流してた
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