ミゼット(1〜10)/ミゼット
 

壁際に君を追い詰め吐き捨てる苛立つ刃と干からびる虫

「黄金虫」
歌を待つ乙女は夜毎変化して細い翅のばし闇を霞め飛ぶ


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これらは今まで発表してきた詩を短歌という形にしてみようという試みです。
短歌にする過程で自分の書いたものを読み解くことで、自身の再発見ができるかも、とか
書いたもののその前や後を想像する事で、作品を深く読めるかも、とか
一度短歌という形に凝縮してみることで、その短歌から新しい世界が見えるかも、とか
などと考えました。
平たく言うと、短歌の練習と作品の紹介をしちゃおうという、そんなリサイクルとリユース企画です。

参考作品
「マーブル」h
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