『陽炎日和』/しろいぬ
 


今日を薙ぐ 薙ぐ

立ち昇る陽炎に眩んで

ゆるりと沈む先の陽に怯えて


明日の手に引かれ

目隠しな日々を薙ぐ

一寸の先に、闇すらも視えず

幻に怯えて日々を薙ぐ


薙ぐ

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