古典詩ほうらむ(初段)/ぽえむ君
とりしていました。
箱(パソコン)の中に、多くの人が集まる詩歌の会があり、
良い歌には人々から数(ポイント)をいただけました。
(男は)思い立って「(自分も)歌を」と箱(パソコン)
の中に投げ入れたけれども、数(ポイント)はもらえず、
詞(コメント)さえもなく、(箱の中の歌の数の)流れ
が速く、(男が投げた歌は)なくなっていきました。
(男は)泣きそうな顔で「歌は作るまい」と思うものの、
歌を愛する心があったのだろうか、
止まることなく歌も涙も流れていくけれど、
歌の心を箱の中にとどまらせよう
と(歌を)詠んだところ、心が治まりました。
昔の人は、このように素早く風雅を楽しんだものでした。
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