パジャマ/山崎 風雅
 
 こんなゴミだらけの街にいても
 きみの瞳は穢れない
 穢れきったぼくを
 やさしく叱ってくれる
 きみの見上げる空には
 罪なんてない
 いつも重い荷物を運ぶきみは
 宝物を大切に運んでる
 汗ばんだきみのTシャツ
 歩く後には爽やかな風が吹く
 きみを僕は守るよ
 きみと同じ景色をみたいから
 銀河のメリーゴーランドには
 哀愁のララバイが響いてる
 こんなことしてちゃいけないね
 眠りのなかにいるきみが
 目を覚ましたらたいへんだからね
 隣りにお邪魔してもいいかな?
 ちゃんとパジャマに着替えたよ
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