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イダヅカマコト
あなたのことを僕一人だけで好きだから
今の僕は詩を書ける
たよることのできない不思議さを
天地の間にのせて
空に唾を吐く事なく
僕は呟くことができる
形を持てない僕の意志は
鉄よりも強く絹よりも細い
ナイロンの人工性を持って
あなたのことを思っているのだ
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