ヒトとペットと坂東眞砂子/冒険野郎マクガイヤー
生活の為だと考えるのに似ているかもしれない(勿論、クワガタの標本は生活に絶対必要ってわけじゃないのだが)。
おそらく坂東は、親猫はペットであるが生まれた子猫はペットではない、というような区分けを頭の中でしっかりとしているのだろう、そうでなければ耐えられない筈だ……なんてふうに想像していたのだが、件のエッセイの最後にはこうある。
「もちろん、それに伴う殺しの痛み、悲しみも引き受けてのことである。」
坂東の今後が心配だ、もしあのエッセイが創作でないのなら。
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