8畳のベッドで/哀音
どうしようもなく 寂しくて
なにがあった訳でもないのに
どうしようもなく 苦しくて
ベッドが8畳はあるんじゃないかと
自分は3?なんじゃないかと
そんな時に 聞きたくなるのは
勇気が溢れる歌
希望に満ちた詩
意志を貫く台詞
じゃぁなくて
君の声で
電話して
「あー」って言って と
何度言おうとしたかな
結局 8ケタ目で
押すのをやめるんだけどね 番号
だってあなたは普通のベッドで
少し高めの背が理由で
狭そうに寛いでるかもしれない
あの子とメールでもしながらさ
なにがあった訳でもないから
どうしようもなく 切なくて
これは悪夢のような現実じゃないかと
ベッドが8畳はあるんじゃないかと
だってあたしは8畳の感じるベッドで
あなたは恋人でもなんでもないことを
よく理解してる
戻る 編 削 Point(1)