馬鹿っぽいセリフゆわされた/捨て彦
 
とってもみっともないね。こぼれている。どこからか
寂しい景色がぶくぶくと反復を続けています。
そとは雨。レンガの建物のほかにはぼやけた空。寝ぼけてたり。
ほいで午後からの陽気はいっそうおれにとってよくわかんない。
流れていったときとか、
流れていったときの瞼のうらにはなんか見えもしない未来が見えたさ


そうしてひとつ指先を立てた
ちぎれた。ばんそうこうを張りながら変拍子のリズムとかして
お誕生日おめでとう。みたいな、
手たたいてね、ほいでなんかいらついてたたいてね、
猫のご飯とか食べるネコ。転がったこころととんがったところのここのこと、こっとん

(馬鹿っぽいセリフゆ
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