深夜の心境/海月
競争社会で一番大切なことは、
「自分を抜くのを下から来ること」
上の存在に目をやり過ぎる事で自分の足元を掬われる。
足元を疎かだから水溜りに落ちるんだろうなぁ〜
雨天時に傘を差して身を守ってるつもりだろうけど、
ズボンの裾は濡れている。
上ばっかり気にしている証拠じゃないのかな?
と思ったりする。
一日が二十四時間を全て自分のために使いたい
だけど、絶対に一週間もしない内に持て余す。
その事だけは確かに自信を持って言える。
それでも一月(ひとつき)だけでも自分の為に使いたい
引き篭り(ヒッキー)と呼ばれる種族が在る。
その間はそんな生活をし
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