あすてりすく/さとる
*
真夜中にふと 目が覚めることがあります
このときは夢と現実の境界線を確かに踏んでいるようで
もう一度寝ようか 起きてしまおうか
どちらの選択もとても難しい問題に思えてきて
ぼんやりとした時計で曖昧になって
いつも迷ってしまうのです
*
たくさんの風船を見上げたことがありました
空へと吸い込まれ離されていってしまうのに
なぜだか不思議な満足感が浮かびます
まだぼくには子供はいませんが
いつかそんな気持ちに似ることもあるのでしょうか
*
何かに長けてることや頭がいいと言われること
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