ギルドの唄/
海月
い奢れる様になったら
人として、いや、ギルドになれるだろうか?
ロボットままで生涯を終えるのなら
ギルドになってやろう
その光は思いの他に眩しかった
薄汚れたスーツをクリーニング代すらも払えない
それでもロボットみたいに暗い所にいるより大分マシなんだ
子供の頃みたいに泥だらけになれるのならそれで満足なんだ
機械じゃないから公園の噴水で水浴びでも出来る
それが嬉しくてギルドになれて良かった
その事が本心から思えた
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