「楽園」を求めても求めても。/
千翔
何かを探したくて歩いた。
例えば、自分の無くしてしまった大切な大切な「もの」や、
かけがえのない「おもい」や。
でも、決してこの「ぽっかり」開いた心の洞穴はきっと、
塞げない。ということがもう私には分かっている。
もう元に戻れない過去や想いがあることが分かっている。
でも、見つけたい。
「楽園」を。
歩いて歩いて探して探して見つかったら。
きっと、涙がこぼれるでしょう。
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