メモ3:戯術2/六崎杏介
詩響詩に即いて
音とは空気の振動によって起きる空気の密粗密による波。
文字とはその音、言い換えれば空気の波に与えられた平面での形。
音響詩とは、意味を持たせずその波の組み合わせだけで精神に作用する。
ではその波が文字として形を得て、意味を持たせずその形の組み合わせで同じ効果を得る。
それは、現時点ではとても不可能を感じている。
まずは文字列から出来る限り意味を剥奪し、音声的に意味が出てくる箇所に関しては、意外性乃至
イメージの浮かぶ文字を混ぜる。その事によって生まれる多声的な効果が意味を曖昧にする。
例:a.al..凍,urル-美ニiii,ル.ゥ,ル℃、聖ナSui瓶no
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