あまりに深い悲しみに捧ぐ詩/
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あの子はふたりぼっちの白い部屋で
君の名前を呼んでくれたろうか
あの子はふたりぼっちの寂しさに
つい涙してしまわなかったろうか
あの子はふたりぼっちの夜の中で
君とどんな対話をしただろうか
僕はただひとりぼっちで君を待つ
君がひとりぼっちで帰るのを待つ
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