あまりに深い悲しみに捧ぐ詩/436
 


あの子はふたりぼっちの白い部屋で

君の名前を呼んでくれたろうか

あの子はふたりぼっちの寂しさに

つい涙してしまわなかったろうか

あの子はふたりぼっちの夜の中で

君とどんな対話をしただろうか

僕はただひとりぼっちで君を待つ

君がひとりぼっちで帰るのを待つ



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