ラブホへ行って死のう/しゃしゃり
毎度のことながら、
女にふられたので、
ラブホへ行って死のうと思った。
どうしてラブホかといえば、
情死かと思われるかもしれないからだ。
死んだ後のことなどどうでもよいかと思えば、
にんげん妙なとこでも見栄を張るものだ。
そんな見栄が俺に格好をつけさせた。
だが格好などつけてもなにもならないのだ。
ブックオフへ行くと、
きもちわるい男が、エロ小説をこそこそ読んでいる。
ロリコンだの近親相姦だのホモだの、
勃てばなんでも同じなのだ。
そして、俺はその男にシンパシーを感じたとも。
この俺が。
中身はなにも変わりはない。
まったくおんなじだ。
俺もエロ小説を立ち読みにき
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