またいつか/小太郎
 
その友人が
穏やか過ぎる夏の初めに戸惑い
時間をもてあまして 何をすればわからないまま
私への宅急便に入れた 日記のような手紙

書かれているのは
「前はもっと楽しかったのに」 
という記憶にすがる思いだけで
それじゃまたいつか という最後の方の一文が
助けを求めているように感じた。

私にではなく、もうちょっと近い人に
助けを求めているように 感じた。
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