【物語詩】龍の女帝〜Serve my Lord, Solitary/AKINONA
そなたに傅(かしず)くことこそが
我が至上の喜び
麗しき龍の女帝よ 至高の眼の女性(おみな)よ
そなたこそは いと高き玉座に住まう東洋の神秘
その黒曜石にも勝る 美しきぬばたまの髪は
天輪の如く輝かしい光輝を放ち
世の女ならば誰もが羨み仰ぎ見
ただ憧れずにはいられない
ひたすらに零れる 感嘆と羨望の吐息と共に
そして そなたは艶やかな声
高貴なる退廃を好む その薄い唇に
気紛れに官能を 気紛れに絶望を
そなたは微笑みを浮かべ甘やかに謡う 愉しげに
さらに そなたはその優しい牙
細い弓のような 形のよい眉を寄せて
気紛れに微笑み 気紛れにいたぶる
高邁な崇
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