詩人に なりたいかも その4 詩人宣言/英水
 
さて、長々と書いてきたが、結論としての一撃を。
多くの現代詩というのは、正直に申し上げて難しすぎる。 詩のバックグラウンドを押さえていない僕には正直に言ってよく理解できない場合がままあるんです(バックグラウウンドだけではなかろうに、という意見をお持ちの方、おだまりなさい)。供給者と消費者というロジックを度外視して考えるなら、建築も音楽も詩も、僕にとっては同一だ。
つまりは僕の生活を豊かにしてくれるもの、それは享楽的、あるいは思考的愉楽かもしれない、しかしあらゆる面において僕の琴線に触れるものとしてあって欲しい。そういった感覚から述べるに、現代詩というのは部分的に難解すぎる気がするんだよね。

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