僕/加藤泰清
 
であると思います。
脳は自分にとって有利な事を優先して覚える造りになっているのです。)




詩を考える時はデスクトップに向かってると、
(それがたとえ駄作であろうと)ぽんぽんと浮かんできます。
しかし自転車上で考えた論文は、
いくらデスクトップの前で頭を捻っても思いだせない。
仕方なくこうゆうことを書いていたかな、とちょびちょび文字を綴っていくと、
とても面白い文章が出てくるのです。これは自嘲です。




たまにいつもよりも多目に思い出して綴っていくことも出来る時があるのですが、
十数行書き終わったところで、
「これはちがう・・・!」
と眉間にシワを寄せ
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