心在るから。 /すぬかんながぐつ。 
 
ずばり言うわよ。あなた変でしょと謂う 夫(ツマ)に
 ずばり、やっぱりわかるかしら。とえがおで返す 吾  


ずばり謂えなくなったのよ。こしょこしょ謂うわという吾に 
 なんだか目尻が下がる 夫(ツマ)かな 


二人で何時も喰するラーメンは 水でもどした
 若布を入れる 


保護を受け、生活うけし

 我が友に 吾も 税金使いシヲ思う
 

二人で生活すれば 御互いに 自立できると 二人で話す 


生活費 何時も 数えており 我が友は 

 わたしは 保護に 障害基礎年金  


ちゃんと生きなくてもいい というドクターに

 そうかなと 返す。 午後の 診察室  


人様の短歌を読み 短歌とは

 生活のスケッチと思い至れり 
 
  
なにもわからで ここまでこれり 吾がこころ

 心在るから 人であるなり 











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