君という星を探し続けて/こめ
 
知らず知らずに僕と君は離れていく

どんなに一緒にいても

どんなに手を繋いでも電話をしても

メールをしてもおしゃべりしても

過去はいつしか現在にながされて

少しずつ削れていき

いつしか消えていく

こんな辛いことはないよ

僕の生きていく理由はいつも

君という花を見守っていくことだった

僕も君を忘れてこの世からいなくなる

君も僕を忘れてこの世からいなくなる

そう思うと泣き虫な僕は

暗闇で誰にも知られず泣き続けた

君がいる世界はとても綺麗で

居心地がよく僕は君に酔いしれ

中毒者になっていた

僕は君を失いたくないよ

お願いだずっと僕のそばにいてくれよ

そんな願いは叶うわけがなく

空に輝く星となり

僕の夜空にきらびやかに

光続けていた

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