僕と君と麦わら帽子と本 第三章/こめ
はい、ずっとここにいましたよ、あっそろそろ行かなくちゃ
ごめんなさいちょっと用事があるんで今から帰ります」
というと彼女は立ち上がって荷物をまとめた
ぼくも立ち上がり荷物をまとめた
そして。彼女は「さようなら」といって
帰ろうとした
僕は彼女を引き留めて
「すいません、名前は何ですか」と問いかけた
「私ですか?私の名前はえーと桜沢エリカといいます、あなたは?」
「ぼく?ぼくの名前は沖島史彦」
「ふーん、良い名前だね、じゃあね、今度は色々はなそうね!
じゃあ、さようなら!」
そう言うとどこかえ消えていった
ぼくも家に帰った
「桜沢エリカか」
っとため息をつくと
今度公園に来るのがむしょうに楽しみになった
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