干からびても/炭本 樹宏
 

 こっそりと覗いた季節の魔法
 言葉にならない季節の輝き
 
 もうどうすることもできない
 暴走する感情の矛先

 遠くでは生死に心を奪われてる人たちがいる

 改革の社会
 飲み込まれていく僕たち

 弱きものは淘汰され
 強きものは弱きをくじく

 納得いかないこと多すぎるよね

 人と人がつながる喜び
 独りでは生きて行けない無情

 僕も干からびてきた
 ぼろぼろになっても
 呼吸をやめることはしない

 
戻る   Point(0)