仮面をはいで/炭本 樹宏
 
 眠れぬ夜
 たくさんの星空のように
 過去が僕の前に瞬く

 どういうわけか
 苦い思い出だけが
 僕の胸に突き刺さる

 偽りの愛で
 紛らわしていたけど
 空しく悲しい

 空に大きく羽ばたきたい
 自由を求めて
 束縛を許している

 確実
 そう 未来は作っていくもの

 夢
 あきらめない限り
 続くもの

 不器用な生き方しかできない
 器用にいきる友達は
 時に僕を嫉妬させる

 なんでも正面から
 当たって砕けていくのが
 僕の生き方

 さまざまな言葉は
 僕を現し
 自分を探して
 見つけていくんだ

 煌く明日を夢みて
 通り過ぎて行く季節
 仮面をはずして
 本当の自分に
 出会える日まで
 遠く長い道のりを
 芳しき香り
 美しい景色
 信頼する友人 恋人ともに
 この波乱の世界の中で
 ゆっくり歩をすすめよう




 
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