【批評ギルド】『早朝』 桐原 真/Monk
 
のは「俺の世界」であって、別に他者の介入を欲してる
ものでもなく、ただ俺の世界がそうであった、そうであったのだと
いうことである。感性の世界を描いて、閲覧させる作品だ。俺とし
ては閲覧させるという言葉を使うが、ただ在ったものを描きあげた
作品という言い方でもいい。どちらにせよ、読者はそれを閲覧する
ところまでできっとその世界に入り込んでいく作品ではない。入り
込んでいった人はかなり強引ですが周りからは意外と信頼されグ
ループを引っ張っていく力のあるタイプです、ラッキーカラーは群
青色。
なので最初にも書いたが他人事なので読者は余裕しゃくしゃくなの
で、なかなか大変っすわ。長々書いといて大変っすわて。でも大変。
つけいる隙を与えず、かつ離さない。つかずはなれず。


まぁでも意地悪なことをいう読者はほっとく、ってのが健全な回答
かもしれない。(書いててちょっと意地悪な気がしてきた)


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