クダラナイ思い/
海月
「削除」たった一言で
並んだ言葉を消し去る
君の並んだ言葉でさえも
一瞬の猶予も与えず
もう一度読みたくても
君の存在も何処かへ
もともとなかったように
だけど分かるのは
其処に君がいたということ
僕の記憶の中に今も生き続ける
「はい・いいえ」簡単な選択
君が思った通りに
こんなクダラナイ思いがあった事
それだけを思い出して欲しいんだ
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