視覚詩のお勉強 ステファヌ・マラルメの詩について/ふるる
 
少し実現してるなあと。
すなわち、1つの記号が様々な人に受け止められ、放射され、星座のようにつながってゆく世界の書。たとえば初音ミクという一つのアイコン、コンテンツ、概念が、色々な人の創作に利用され、発信者が受信者にもなり、、、という現代ネット世界。
また、メタバースの世界では、マラルメの提案したパフォーマンスが実現可能。
ただし、今のネット世界は売れるもの、分かりやすいものが「善」みたいなとこがあるから、難しいかも・・・。


注釈

1「テクストからイメージへ 文学と視覚芸術のあいだ 吉田 城著 京都大学学術出版社」58p2行目
2「ユリイカ九月号臨時増刊号第18巻第10号 
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