諦めることはしないもんね/
炭本 樹宏
さりげない日常に
きらめく刹那が訪れる
長い深い夜を飛び越えて
朝日のまぶしさに目を凝らして
昨日まで思い気持ちが白紙に戻れば
それでいい
生きると言うことは
出会いもそう
災いももそう
時に訪ねる来客は
曼荼羅もよう
世界の中心にいることに
気付けば
この宇宙にただよう
漂流船
たどりつけない
せつなさは
明日の朝には届きそう
笑顔満ちる太陽の下
望みも叶うこともある
生きる事を諦めはしないもんね
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