日曜日 の 午後/すぬかんながぐつ。
日差しを あびていると なにもかも 忘れてしまう あなたとの いやな こともにちじょうの 瑣末さも あびている 陽射しだけ に なってふたり 抱かれていると ひとつに 解け合って 塊に なる にちようびの 午後
こんなにも 陽射しは 長いのに いつか暮れてしまう 午后 やさしい 日溜まり
は 妖精 のように なって おまえを くすぐる
知っているかい
過去に みた 夢を
それは 途方も なくて 夕闇に 消えた
でも おまえは 死なない
おまえは 生き続ける
ねーちゃんの なかで
かあちゃんの なかで
おまえの なかで
こんど
おまえの
お墓に
いくよ
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