批ギ いと/桐原/銀狼/今猿/黒川排除 (oldsoup)
途中から腐ってきたものをちょんぎって新品の部分だけを残し、それを未使用品だと主張し使用させる段階においてのはじめてである。
とはいえそうでもしないと未使用品というものは存在しないのかもしれないというのは表現においての話だ。表現において手垢のついてないものは無きに等しいと断言してもいいだろう。よく「手垢のついた表現」という煽り方があってその煽り方が既に「手垢のついた」状態であるというのは、ナウいという表現がもはやナウくないみたいなもんだが、表現に手垢がついてないものを求めること自体がまあ不可能だ。おれは批評をするときはもちろん批評をするつもりで詩を見るんだけどこれが何度も何度も繰り返し読んで
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