【批評ギルド】 『シャボン玉』 松本卓也/Monk
いから
ケースその2)
そういえば最近シャボン玉ってやってないよなぁ→これでも結構昔
は得意で「シャボンの山ちゃん」なんて言われたもんだけどなぁ→
どれ、シャボンの山ちゃん復活といきますか→なんてね、やらない
からやらないから
ケースその1は過去の自分、その2は今の自分との重ね合わせ。ど
ちらもシャボン玉の持つ無垢や純粋さみたいなものを求めていて、
シャボン玉ることによって補おうとしている。ちなみに「今からで
もやってみようか」は、そこにいる子供に向かって「おじさんにも
やらせてくれないか」でもいい。「ウホッ!いい男・・・」「やらな
いか」でもいい。いやダメ。全然ダメ
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