アーバニズム/
こめ
ぼくは旅に出る
キドウアイラクで感情をむき出しで
雲に登りたかった
今もそうだった
でもその記憶はもう
アーティフィシャルインテリジェンスに
破壊されていった
でも今は雲の上に登るため
シュタイクアイゼンを靴につけて
必死に登っていた
思考回路がエンスト寸前
すぐにアーカイバーをつけ
抵抗しながらも
奮闘していた
もうこんな世界ではダメだ
ぼくは逃げると
走り雲へ向かっていた
僕の行動は全て
アーバニズムだった
なんで人はこうも
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