メール/海月
 
遠く離れる
君と僕を繋ぐ
頼りないメール
それでも頼ってしまう

声にしにくいことでさえ
君に伝えることは
声にするよりも気が楽なんだ

一つの手紙を君に送ります
君の電源が入っていることを期待して
僕の電池が在る事を確認して
遠く離れていても繋ぐことが出来る
この存在に感謝して

今日の出来事些細な話でも
どうしてか今日は君に話しておきたいんだ
形として残しておいて欲しいいんだ

他愛もないことも
言えないことも
今日は全て言っておきたいんだ

一つの手紙を君に送ります
明日が君の終わりかも知れないから
明日が僕の終わりかも知れないから
遠く離れていても繋ぐことが出来る
この存在に感謝して

(だけど、結局は遠かった...)
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