セレナーデ。/すぬかんながぐつ。
そのひとは
おおさまのようにかがやいていました
甘くて美しいひとでした
ダビテとそろもんのように
うつくしいかがやくひとでした
彼の王座はダイヤで輝き
その王ぎょくは静けさで満ちていました
だれも彼の事を理解することはできませんでした
でもかれはダレからも好かれました
すぬかんtrumpetはかれのいた
王ぎょくへと戻っていきました
彼にはそれがお似合いでした
彼はとてもびんぼうな家のこだったからです
でも彼にはホコリガありました
だれにもまけないおうぎょくのヨウナ誇りが
カレらの物語りはコレデおしまいであります
でもカレラガとても立派だったこと美しかったことは
だれにもいなめますまい。カレらが玉手箱をあけたことも
紅いひものアヤトリをしたことも今ではカレらにとって
よき思いでであります
この地球の夜のうつくしいセレナーデに
ありがとう
わたしへ。
戻る 編 削 Point(0)