チキン/こめ
ぼくは孤独を満喫していた
一人でいるとこうも時が過ぎるのが
遅いんだなと
ぼくは昨日別れた君のことを思い出した
結構長いつきあいだったが
けっこう退屈だった
毎日が変わらなくて
つかり果てていた
もうめんどいしな
別れをいったときは
キミは泣きながら僕にしがみついてきたが
ぼくはそれをひりきって逃げてきた
その夜は何回も電話のベルがなったが
取るきはなかった
でもふときずいたぼくは逃げてばっかりだ
この退屈な日々に疲れ
君との関係にもつかれ
結局手元に残ったのは
毎回つらい過去だった
ぼくは臆病だったんだ
ぼくは腰抜けチキンか
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