心/
こめ
心がきしんだ音がして
心配になっておびえていた
ぜったいれいどぼくの体の
心は氷っていたんだ
腕には手錠をかけられて
誰もいないのに話しかけた
なんで僕はここにいるの
はやくだしてよ
寒い死にそうだから
返事もなくて
コンクリートの壁に
自分の血で絵を描いていたよ
そして誰かに聞こえるように
叫んだよ
でもぼくは何をしてるかわからず
混乱して
暴れ
血で描いた虹を
手に入れようとしてた
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